UnityでAdMobのメディエーションを試してみた

背景

先日リリースしたこちらのUnity製ゲーム「虹の降る海」ですが、

どうやらGoogle Play ではない場所からインストールして遊んでいる方々がいるような感じで中国からのアクセスを結構もらっていました。
こちらのサイトからダウンロードできるようになっているみたいです。

[下載] 虹降之海 – QooApp 遊戲庫


検索したら他にも色々APKを配布しているサイトを見つけました。無断転載ということになるのでしょうが……。無料でかつ広告剥がされていなそうなので現時点では困っていないのですが、有料とかでやられちゃうと厳しそうですね。

レビューを読んでいると、広告が見られない。見るには梯子(VPN的な話かな?)が必要で大変〜みたいなコメントが。
「虹の降る海」にはリワード広告を採用しており、広告は見なくても遊べるのですが、広告を見るとオートセーブが使えたりイベントヒントが見られたりと本腰を入れて遊ぶときには便利な機能が解放されるようになっています。

ちょっとググった感じでは、

Google AdMob – 移动应用获利 (中国語用のAdMob公式サイトもちゃんとある)

How can you monetize your app or game in China_ _ AppInChina (AdMob使えるよって書いてある)

(Android + AdMobは単価1/100だけど一応使えるよって書いてある)

使えはするけど収入が安すぎるという感じでした。
使えないというレビューがどういうことなのかわからなかったので、アプリを掲載してくれていたQooAppさんにも相談してみたところ、やはりVPNの問題ということで、経験上Unity Adsの方が見られるかもということも教えていただきました。
そこでメディエーションを試してみることにしました。

AdMobのメディエーション

基本的には公式を読めばできると思います。
また、すでにメディエーションではなく単体のAdMobを利用している前提なので、単体の実装/テストが終わっていない方は先に終わらせておいてください。

メディエーション    Unity    Google Developers

AdMob管理画面での設定

広告ネットワークの最適化

メディエーションの広告ソースを最適化する – Google AdMob ヘルプ

私のゲームでは「インタースティシャル」「動画リワード(新しい API)」を使っていたのでその両方に対応する、

AdColony
AppLovin
Facebook
ironSource
Unity Ads
Vungle

この中のどれかのアドネットワークが良さそうです。
前述の通り、UnityAdsを使ってみることにしました。

UnityAds

Integrating Unity Ads with Mediation  _  Google Developers

実装は驚くほど簡単で、この公式の手順にそってWeb上でUIを操作していればほぼ完成です。
一部Unityにアセットを追加してResolveしなくてはならない箇所があるので再ビルドは必要ですが、コードの変更はしなくて良いようです。

手動eCPMは$0.05にしました。
最初、この値を使って割り振ってくれるので、高すぎるとこの新しく設定した広告しか出てこないし、安すぎるとこの広告が出てこないということだと思います。
10日間のうち、3日間は100以上インプレッションがないと最適化できないようなのですが、$0.05程度で私のゲームぐらいの閲覧数だとUnityAdsはほとんど出てこないため、最適化はできませんでした。
下記のサイトでは$0.3にしていました。それぐらいがちょうど良いかもしれないです。

メディエーショングループを実際に作成しよう!作成の手順とレポート作成・分析方法まで詳しく解説|メディアハッカー

今回は基本的にはAdMobで、AdMobがあまりに安すぎる/出てこないところではUnityAdsにする想定で低めにしてみました。
UnityAdsは見るだけではなく、ユーザーが広告として表示されたアプリをダウンロードすることで収入が入るシステムのようで、できるだけ見るだけで効果のあるAdMobの方が良いなと思ったからです。
このメディエーションを適用して1、2日ぐらいは試験的にUnityAdsが使われるようになったおかげか、(もしくは何か違反っぽい動きが別に摘発されたのか)視聴はしてもらっているようなのに、広告収入がほぼ0円になりました。
その代わりマッチ率は100%になったので、今までAdMobが届かなかったところにUnityAdsが届いているのではないかという感覚です。実際にどうなのかはわかりませんが。
前述のQooAppさんとやり取りしていたところ、中国/香港での広告配信状況の確認もしていただき、キャリアによってバラつきはあるもののまったく表示されていないわけではないということを教えていただきました。

IronSourceも試してみたのですが、どうもうまくいかなかったのでひとまずはこの2つで良いかなという感じです。

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